とうがらしのお正月飾り

全校生徒41人の伊那市立長谷中学校の先生から、昨年末に唐辛子が届きました。

長谷中学校は、長野県伊那市長谷地区にあり、豊かな自然と人々の営みが築き上げてきた景観が自慢の中山間地です。

しかし近年は人口が減少し、少子高齢化に苦しんでいます。長谷地区全域は南アルプスエコジオパークに指定されていますが、人の手が入らない土地を多くかかえ、深刻な鳥獣被害が地域の農業に影を落として先祖伝来の土地と景観を守ることが困難になってきているのが現状です。

そこで長谷中学校では中学生にできる地域おこしをテーマに地域の人と触れ合いながら自分たちにもできることを探してきました。

そして鳥獣被害の少ない八房とうがらしを地域の皆さんとともに育て長谷生とうがらし畑で真っ赤に染める景観保全ととうがらしを長谷の特産品として活用することを始めました。

長谷の地で「育て」(一次産業)「加工し」(二次産業)「流通させる」(三次産業)「六次産業」(一、二、三)を根付かせることで、高齢者中心の地域に活力を呼び戻そうと中学生が挑戦してきました。

種まき栽培収穫商品加工など社会福祉協議会と連携し地域の方々のご協力をうけながら、中学生と地域の皆さんの手作業で作っています。

この取り組みが長谷の地域おこしの起爆剤になることを願い活動されています。

スタジオボレロでは、とうがらしを「飾り」として利用し、とうがらしのお礼に長谷中学校用のしめ飾りをお贈りしました。

1本1本手作りのラー油はオリーブオイルで市販のラー油とは違った使い方ができるそうで、サラダやパスタなどアイデア次第でレパートリーが増えそうです。

販売は一本500円(別途送料)

“注文方法は

3学期が始まったらオーダーしてみます。

このような活動があることを今回初めて知り、少しだけ関わらせていただけたことに、感謝しています。長谷中学校の取り組みは大変なことが多いと思いますが、とても羨ましく感じました。 

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

花飾りの店 スタジオボレロ